女性必読の『デリバリーシンデレラ』!女性目線の風俗漫画から学べることや魅力を徹底紹介!

こんにちわ!北国ライターのayameです!

試される大地での生活も4年目に入り、ライターとして引きこもり続け、日々(横に横に)たくましくなっていく私。

ふと、鏡を見るとそこには竹田のじっ様が!

さすがに熊はかつぎませんけど……!

(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 1巻 / 集英社 より引用)

もう完全に女子力がログアウトしています……!

今更だけど女子力を上げたい!「私の女子力は53万ですとか言ってみたい!

かくなる上は、かわいくて綺麗な女の子がいっぱい出てくる漫画で眠っている(はずの)女子力を刺激するしかない……!

ということで手に取ったのは、デリヘル嬢が主人公の『デリバリーシンデレラ』

ほら、人気の風俗嬢ってめちゃくちゃ女子力が高そうじゃないですか。(もちろん、営業用の顔と実際の顔が違うこともあるんでしょうけど)

でも、多くの女性にとって『風俗』ってどこか遠い世界の話で、詳しいことってあまりよくわからないですよね。

嫌悪感を持つ女性も多いかもしれませんが、同じくらい好奇心を持っている女性も多いはず!

私自身、女子力うんぬんより、風俗の世界に興味津々!

  • 風俗ってどんな世界なのか実はちょっとだけ興味がある
  • 風俗嬢がどんな思いでどんな仕事をしているのか気になる!
  • 男性はどうして風俗に行くの?風俗の魅力ってなんなの?

そんな疑問も好奇心も嫌悪感も、『デリバリーシンデレラ』を読めば答えが見つかるかも?

女子力を上げるついでに、さっそく気になるデリヘルの世界を覗いてみましょう!

(どんな嬢たちが登場するのか早く知りたい人は、目次から「指名」してくださいね)

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1、女性目線で風俗の世界を覗くことができる『デリバリーシンデレラ』ってどんな漫画?

『デリバリーシンデレラ』(以下『デリシン』)とは、現在週刊ヤングマガジン(講談社)で人気の『ハレ婚。』を連載中のNON先生のデビュー作。

デリバリーシンデレラ 1 (ヤングジャンプコミックス)
作者 NON
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
発表年 2010年~2012年
巻数 全11巻

作者NON先生は女性で、青年誌にて男性はもちろん女性でも楽しめる作品をバリバリ描いている人です!

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2019年1月15日

そんなNON先生の描く『デリシン』は、冒頭でもお話したとおりデリヘル嬢を主人公にした漫画。

主人公・山田雅美は、昼は真面目で地味な女子大生ですが……。

おさげで眼鏡、ちょっと天然で彼氏なし

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

夜になると魅力的なデリヘル嬢・ミヤビに変身し、多くの男性客を虜にしています。

眼鏡をコンタクトに。髪を下ろし、メイクをしてミヤビの完成。

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

でも、それは12時まで。

夢のような時間が終わったら、再び「地味で真面目な女子大生」に戻るのです。

その様はまるでシンデレラ。まさに【デリバリーシンデレラ】というわけですね。

物語は雅美とミヤビ、それぞれの日常を行ったり来たりしながら進行し、風俗の世界を日常(地味な女子大生)と非日常(人気デリヘル嬢)から覗くことができます

雅美(ミヤビ)自身、自分の在り方に悩むこともしばしば。

女子大生・雅美も風俗嬢・ミヤビも自分自身であることに変わりはないけれど、

まわりからの評価は大きく異なります。

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

そんな雅美(ミヤビ)の風俗嬢ライフに彩りと波乱を添えるのが、さまざまなタイプの風俗嬢仲間たち。

生粋の風俗嬢の人、孤独から風俗嬢になった人、夢のためにお金が必要な人、愛する人のために自分自身を犠牲にする人……いろいろな嬢が登場し、それぞれに深いストーリーがあります。

風俗嬢が登場する漫画や風俗の世界を舞台にした漫画はほかにもありますが、その多くは男性目線のものばかり。

女性作者による、複数の嬢たちの内面やバックボーンにこれほど深く着目した漫画となると、なかなかないのではないでしょうか?

男性向け青年漫画でありながら、ただエロいだけではなく、風俗嬢の光と闇をエンターテイメントたっぷりに描いた作品……それが『デリシン』なのです!

もちろん、雅美(ミヤビ)を中心にした友情や恋愛ドラマもあり!

「風俗の世界を覗いてみたいけど、ただエロいだけの漫画はいや!」なんていう人に、『デリシン』はぴったりの漫画だと言えるでしょう。

2、『デリシン』の世界をたくましく生き抜くキャストたち!

それでは、さっそく『デリシン』に登場するデリヘル嬢たち、「フェアリーテイル」のキャストを紹介しましょう!

いろいろなタイプの子たちがそろっているので、中には「この子、共感できる!」「この子の生きざま、見習いたい!」という子がいるかも……?!

No.1 リアルな彼女感が人気!天然癒やし系の「ミヤビ」

注)この画は客の妄想です

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

一人目は主人公のミヤビ(本名・山田雅美)。

雅美のときは誰も見向きもしない地味さですが、実は隠れ巨乳の美ボディの持ち主。

ボリューミーなバスト!

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

とりわけ派手だったり奇抜なプレイをするわけではなく、真心をこめたプレイが得意で、どんな客にも真摯に対応し、やわらかい雰囲気で癒やしを提供します。

とくに、リアルな彼女っぽさは大きな魅力!

こういうことを”素”で言っちゃうところがミヤビのすごいところ

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

また、本番を要求する客にはきっぱり「NO!」という強さも(デリヘルは本番禁止)。

空気も客の機嫌も悪くなるので、断るのは一苦労なんです

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

デリヘルの仕事には誇りとやりがいを持っていて、お客さんの「ありがとう」が何よりのご褒美です。

そんな雅美、実はそこそこの田舎出身で、介護士になるため上京して大学に通っています。

デリヘル嬢になったきっかけは、学費と生活費、そして借金返済のため(家庭環境に問題あり)で、迷い、悩んだ末にデリヘルの仕事を選びました

けして軽い気持ちでデリヘル嬢になったわけではありません

(『デリバリーシンデレラ』NON 8巻/集英社 より引用)

もちろん、最初は泣いてばかりいました。

すべての人が自分を非難の目で見ているように感じたり……

(『デリバリーシンデレラ』NON 8巻/集英社 より引用)

デリヘルの仕事が心の底から嫌でトイレに閉じこもったことも

(『デリバリーシンデレラ』NON 8巻/集英社 より引用)

デリヘルの仕事にやりがいを見出した今でも友達にはデリヘル嬢であることを隠していて、ミヤビとして仕事に誇りをもつと同時に、雅美としては「嫌われたらどうしよう」と悩んでいます。

世間のデリヘル(風俗)に対する考えも十分に理解しているからこそ、自分のやっていることに疑問を感じたり……。

雅美とミヤビという2つの顔があるゆえに、彼女には独特の危うさがあります

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

それでも、雅美として・ミヤビとして、彼女はまっすぐに毎日を生きていきます。

それもこれも、あこがれて目標にしている女性に少しでも近づくため

憧れの女性とは?ぜひコミックスを確認してくださいね!

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

明るさと優しさ、雅美とミヤビの間で苦悩する危うさ、そして強さが魅力のキャラクターです。

No.2 元ナースの巨乳人妻!お色気のデパート「サクラ」

派手め美人のサクラ

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

Gカップの爆乳で、人妻の元ナース・サクラ。

お色気の詰め合わせのようなデリヘル嬢で、ミヤビより後にフェアリーテイルに入店しました(1巻の時点で新人扱い)。

新人人気も手伝って一度は指名率トップに躍り出たこともあり、フェアリーテイルの主力選手といっても過言ではありません。

そんなサクラ、実は夫にはデリヘル嬢であることを隠しています。

看護師として働いているフリをしています

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

というのも、リヘル嬢になった理由というのが、夫が仕事に忙しく孤独からホストにはまったから

仕事に忙しい夫は、徐々にサクラを放置するように……

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

その後お目当てのホストに入れ込み、金策はどんどん苦しくなります。

高いお酒にホストと泊まるスイート代……

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

ついには、それまでモザイクをかけていたHPのプロフィール画像もオープンに……。

その結果、夫にデリヘル嬢であることもバレてしまうのです

モザイクを外したのは軽率でしたね……

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

いくら孤独だったとはいえ、ホスト狂いからデリヘル嬢に転身というサクラの行動はけして肯定できるものではありません。

が、【妻に無関心な夫】というものがどれだけ妻の心をえぐるのか……あまりに生々しい描写に、サクラの苦しみが我がことのように思えてきます。

サクラみたいにヤケクソで風俗嬢になる女性も少なくないのではないでしょうか

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

その後サクラがどうなったか……、ぜひコミックスを読んで確かめてみてくださいね。

No.3 姉御肌の女王様!スレンダー美女の「レン」

アシンメトリーのショートボブが良く似合ってます

(『デリバリーシンデレラ』NON 7巻/集英社 より引用)

3人目のレンは、スレンダーなキツめ美女。

元レースクイーンの現役OLで、フェアリーテイルの古株キャストです。

フェアリーテイルに来る前はSMクラブで女王さまをしていたそうで、デリヘル嬢になった今も、そのプレイ内容はかなりハードだと推測されます。(収入的にはSMの方が断然儲かるらしい)

「きゃあぁん」って……(汗)

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

口も態度も悪いけれど、みんなのお姉さん的存在で、心根まで悪い人ではありません。

普段はクールですが、仲間のために一肌脱ぐことも

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

ちなみに彼氏もち。

けど、【風俗嬢の恋愛】に対しても冷静な目線を失ってはいません。

ちなみに、レンは風俗嬢であることを彼氏に隠していません(というより隠せないというか)

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

昼職をもっているので、『デリシン』に登場するデリヘル嬢の中では一番堅実かもしれませんね。

積極的に客を増やそうというよりリピートを大切にするタイプで、競争意識はあるものの、けして自分のキャパをこえるようなことはしないレン。

だからといってプレイも手を抜かないし、「風俗嬢として生きていくこと」を現実としてしっかり理解しています。

醒めてるわけでも擦れてるわけでもなく、事実として受け止めています

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用)

プロ意識が高いことから、ある意味、生粋の風俗嬢だといえるでしょう。

No.4 小悪魔系美少女!みんなのわがままアイドル「ミチル」

今時の若者感がすごいですね

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

サクラよりあとに入店した、小柄な美少女・ミチル。

生意気な口調と態度が客からの賛否がわかれるところで、よく言えば小悪魔系、悪く言えばやる気がない……。

それ以上に問題なのは、本番禁止のデリヘルで本番交渉をすること。

追加の2万は痛いですが、断る客はほぼいないようです

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

ミチルはこれまでもいくつもの店でトラブルを起こし、そのたびに店を変えながらデリヘル嬢を続けてきました。

そんなミチルからは、男性に対する不信感と自分自身に対する投げやりさを感じられます。

でもデリヘルでそれは禁じ手

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

 ミチルの本番行為は、まるで自傷行為のよう……

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

「男なんてどうせヤリたいだけ」「しょせん女を道具としか思っていない」……、男性にひどい目にあわされた女性がよく口にする言葉を、ミチルも口にします。

男性に対して不信感をもつ女性は現実にも少なくありませんが、とくに風俗嬢の人はそれが顕著だとか。

そう考えると、ミチルは風俗嬢の「闇」の部分をぎゅっと凝縮した重いキャラクターであることがわかります。

男性に対する不信感が負のスパイラルと化しているミチル

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

けど、多くの人はその「闇」に気づきません。

それゆえに、客からも軽んじられ、痛い目を見ることに……。

自業自得と言ってしまえばそれまでですが、代償は大きい

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

そんな彼女は更生することができるのでしょうか? 乞うご期待!

No.5  素朴な雰囲気とふんわりボディが魅力ニューフェイス「モモ」

おっとりした可愛らしいタイプ

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

物語の中盤にフェアリーテイルに入店したモモは、地味目のぽっちゃりさん。

夢を叶えるためにまじめに働いていましたが、職場でいじめを受け、どうしてもうまくいかずデリヘルという仕事を選びました。

体型やおどおどした態度、暗い性格などがいじめのターゲットになった原因で、モモ自身それを自覚しているからこそ、自己評価は極端に低め。

ですが、デリヘルの仕事で客に容姿やサービスを褒められ、彼女は衝撃を受けると同時に大きな満足感と達成感を得ます

ウソでもいいから認めてもらえたことが大きな自信につながったのです

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

結果、モモはデリヘルの仕事に積極的に取り組むようになり、素朴な雰囲気に新人という要素が加わって人気はうなぎのぼり。

同時に、身なりや行動もどんどん派手になっていき、徐々に朗らかな雰囲気がなくなっていきます……

当初の素朴な雰囲気は消えています

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

ついには無断欠勤までするようになり、ミヤビは彼女の行動を咎めますが、モモには響きません。

それどころか、デリヘルの仕事に嫌気が差したモモは、より効率的に稼げる愛人契約を考えるようになり……。

好きでやっているわけではない以上、ヘイトが溜まるのも仕方ないですが……

(『デリバリーシンデレラ』NON 5巻/集英社 より引用)

愛人契約……実際に踏み切るには勇気がいります

(『デリバリーシンデレラ』NON 5巻/集英社 より引用)

モモの行きつく先はどこなのか?彼女は夢を叶えることができるのか?

もともとが純粋なモモだけに、一読者としてハラハラしてしまいます……!

No.6 実は真面目で一途!ギャップがたまらない黒ギャルの「ナギサ」

スタイルもノリもいいし、顔も可愛い!

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

金髪に派手なメイク、焼いた肌、そしてスウェットスタイル。

ステレオタイプなギャルのナギサは、モモと同時期にフェアリーテイルに入店しました。

その理由は、彼氏が負っている300万の借金を返すため

理由が理由なだけに、体験入店の時点でデリヘルの仕事に自信なんてなく、嫌悪感も大きいです。

そのお金を受け取ってしまったら、もう戻れません

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

けれど、大好きな彼氏と結婚するため、デリヘル嬢として頑張ることを決意。

ミヤビはそんなナギサの姿に心を痛めますが、ナギサは彼氏が好きだからと、気丈に振舞います。

一途な子なんです

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

その後、サービス精神旺盛でノリがよく、意外にも真面目なナギサは順調に人気を高めていきます。

普通ならオプション代がかかりますよ!

(『デリバリーシンデレラ』NON 7巻/集英社 より引用)

しかし、先行きは順調かと思った矢先、彼氏がさらに借金

うん、控えめに言ってクズかな!

(『デリバリーシンデレラ』NON 7巻/集英社 より引用)

ナギサは増えた分の借金も、これまで以上にハードに働いて返すことを宣言します。

なぜそこまで必死になれるのかというと、答えは「結婚したいから」

(『デリバリーシンデレラ』NON 7巻/集英社 より引用)

はたして、ナギサと彼氏はどうなってしまうのか……。

ナギサ編は終わり方がとても気持ちよく、個人的にはすごく応援したくなるキャラクターでした!

3、『デリシン』が女性にもおすすめな理由とは?3つのポイントで解説!

ここからは、青年漫画である『デリシン』がなぜ女性にもおすすめなのか、その理由を3つのポイントに絞って紹介します!

ポイント1 なぜ男性は風俗に行くのか?『デリシン』を読めば理解できるかも!

女性からすると、「なんで男って風俗に行くの?」「彼女や奥さんじゃ物足りないの?」「お金を払ってまでしたいわけ?」などなど、疑問は尽きません。

でも、『デリシン』を読んでいると、風俗を利用する男性客もさまざまであることがわかります。

たとえば、単に性欲を解消したい人

おそらく、一番多いタイプ

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

仕事を忘れて癒しを求める人。

常連の熊さん

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用) 

ある程度年齢を重ねた人に多いタイプかもしれません

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用) 

嬢に客として以上の感情を持っている人。

嬢に貢いでしまう人も少なくないとか……(ていうかミヤビのセンス)

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用) 

ここで挙げたのはあくまでも例ですが、風俗を利用する理由にもいろいろなパターンがあることが推察されます。

一定数の女性にとって、風俗を利用する男性は理解できないもの、許せないものであることは確かです。

でも、けして風俗嬢が悪いわけではありません

だからといって、利用する男性が悪いわけでもありません。(ぜったい行かない!と約束していたのに嘘をついて行っていたらダメですが)

男性にとっては、「利用する理由があり、必要だから行く」。これに尽きます。

すんなり理解するのは難しいかもしれませんが、お金を払ってサービスを受ける、そこにあるのはあくまでもビジネスの関係。

「男って大変だな」「男ってしょうもないな」くらいにライトに考えてもいいかもしれませんね。

ポイント2 接客業にも生かせるし彼氏や旦那様にも効果的?!究極のおもてなし精神を学ぶことができる!

風俗の世界もシステムはさまざまですが、デリヘルは本番なしのサービスを提供するもの。

入りそうでもけして入れない!

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用) 

とはいえ、利用する多くの男性にとって一番快楽を得やすいのは本番。

サービスを提供する嬢側としても、本番をしてしまえば手軽に高い評価を得ることができます。

けれど、あえてそれはしない!(ミチルはしていましたが)

要するに、本番を超える高いテクニックに加え、究極のおもてなし精神がデリヘル嬢には必須ということになります。

たとえば、女王様のレンならそのプレイスタイルが一種のおもてなしといえるでしょう。

ミヤビの場合、自分自身も楽しむこと、そして相手を好きな人だと思い、リアルな彼女っぷりを演出することがおもてなしにあたります。

まぁたしかに、何事もそうですよね

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用) 

相手が望むことを、その時間だけでも全力でやる!

(『デリバリーシンデレラ』NON 3巻/集英社 より引用) 

どこの業界でも言えることですが、今はただサービスを提供するだけではなく、+αが大切な時代

ミヤビのように、一人ひとりに合わせた接客を心がけることは、客の高い満足度につながります。

この究極のおもてなし精神、接客業をはじめとしたさまざまな仕事にも生かせるし、プライベートで彼氏や旦那様にもいかせるかも?!(=女子力アップ!)

とはいえ、旦那様や彼氏に毎日そんなことをしていたら疲れてしまうので、たま~にするのがミソかもしれませんね。

ポイント3 明日も頑張ろうと思える!厳しい世界を生きる嬢たちの姿におもわず共感!

『デリシン』は漫画の世界の話ですが、登場キャラクターにリアル感があり、女性にとって親しみや共感を感じやすいと思います。

デリヘル嬢という部分を省いてみると、

  • 学費と生活費のために辛いバイトも楽しみながら頑張るミヤビ
  • 孤独に苦しみそのはけ口を求めるサクラ
  • プロフェッショナルに徹し自分を律するレン
  • 男性不信から自分自身を傷つけるミチル
  • どうしても叶えたい夢のためにがむしゃらになるモモ
  • 大好きな彼氏のために身を削るナギサ

どのキャラクターも身近にいそうだし、「あぁ~わかるわ~」って思う部分があったりしません?

また、『デリシン』の舞台となる風俗は収入こそいいものの、肉体的にも精神的にも厳しい世界です。

そんな世界で苦しみ、悲しみ、もがき、それでも前を向いて仕事にのぞむ彼女たちの姿は、私たち女性にとって大きな励みにもなります。

仕事のジャンルは違えど、『デリシン』のキャラのように仕事内容で悩んだり嫌な思いをしたり、「もうやめたい!」と泣き叫びたくなったことは誰にだって一度はあるはず。

そんなときこそ、『デリシン』を読んで明日を頑張る力と勇気をもらいたいですね!

4、実は社会派!『デリシン』に見る嬢たちの光と闇……風俗嬢に対する考え方が変わるかも?

『デリシン』の後半……、物語は意外な方向に向かっていきます。

そこで注目されたのは、【風俗嬢の社会的地位】について。

社会的弱者である風俗嬢には、光もあれば表面からはなかなか見えない闇もあるのです。

ここでは、どんな光と闇があるのか、くわしく説明しましょう。

4-1、女性に蔑まれるのはもちろん男性からも……

物語の序盤、雅美がデリヘル嬢をしていることが同級生の一人にバレてしまいます。

彼女は自身の家庭が父親の不貞からめちゃくちゃになったことで、不倫をはじめ性的なものに強い嫌悪感を持っていて、雅美に対してもそれを隠しません

彼女を「潔癖すぎる」と言うこともできません

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

意味のないお金かどうか、それは他人が判断できることではないのでは?

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

実際、身近な男性が風俗を利用したことでひどく傷ついた女性も少なくないはず。

程度こそ人によって異なるものの、多くの女性が彼女に似た感情を持っているのではないでしょうか。

風俗嬢は女性ならではの仕事なのに、同じ女性から一番理解されないという、ある意味大きな矛盾を抱えた職種なのです。

また、そんな風俗を消費する側の男性も例外ではありません

雅美に好意を持った大学生・ノブの例を見てみても、雅美がデリヘル嬢であることを知るとやはり大きな抵抗感を見せます

ノブの場合、純粋に雅美への好意から出た言葉ですが……

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

 

実際、受け入れがたいのは事実でしょう。

けど、風俗嬢にとって、その事実はやっぱり厳しいものです。

ノブはシンデレラの王子様にはなれませんでした

(『デリバリーシンデレラ』NON 4巻/集英社 より引用)

また、ナギサの彼氏のように、風俗嬢が労働によって得られた対価を軽んじるケースも。

どの口が言うかー!!

(『デリバリーシンデレラ』NON 7巻/集英社 より引用)

風俗嬢自体を下に見ている男性もたくさんいます。

ビジネスとして成り立っていることなのに、それ以上を強要するのは傲慢!

(『デリバリーシンデレラ』NON 1巻/集英社 より引用)

「男からはちやほやされるんでしょ」と思いきや、現実は四方八方敵ばかり。それが風俗嬢なのです。

4-2、大金を稼ぐも社会的信用はゼロ……

風俗は精神的・肉体的に大きな負担がかかるものの、その分収入は大きく、「なんでもやりたい放題、好き放題」と思われがちですが……。

実は、風俗嬢は一般的な会社勤めの人よりも、賃貸の審査に通りにくい現実があります。

ミチルの夢はでっかい家でお姫様みたいに暮らすことですが……

(『デリバリーシンデレラ』NON 8巻/集英社 より引用)

もちろん、ローンもそうそう組めません。そして、クレジットカードも作るのが難しいそうです。

というのも、彼女たちには社会的信用がないから

本来雇用主側が責任を負うべき納税などを嬢の自己管理に任せているため、結果的に嬢たちは社会的弱者になっているのです。

当然、社会保障もありません。

社会的信用がないというのは、思っている以上に生きづらいもの……意外と知らない、風俗の大きな闇のひとつですね。

4-3、目標を達成して卒業しても……

風俗はずっと続けられる仕事ではありません。

個人差はあれど、いずれみんな風俗の世界を卒業していきます。

目標を達成して卒業する人、仕事がつらくて卒業する人、働く必要がなくなった人……。

いろいろな卒業の仕方がありますが、多くの場合、きっと晴れ晴れしい気持ちで卒業するのでしょう。

けれど、けして忘れてはいけないのが「風俗嬢」という経歴を消すことはできないということ。

たった1日で嬢をやめたとしても、「身体を売った」という事実は一生消えません。

(『デリバリーシンデレラ』NON 8巻/集英社 より引用)

また、運よく過去を受け入れてくれる男性と出会えたとしても、親族を含む周辺の人にバレれば破談も十分あり得ます。

これほど人生に重くのしかかる仕事は、風俗以外にはなかなかないのではないでしょうか……。

軽い気持ちで飛び込んでしまうと、一生後悔や罪悪感を背負って生きていくことになるのです。

5、まとめ

今回は『デリバリーシンデレラ』が女性にもおすすめの漫画であることを解説しました!

  • 気になる風俗の世界を覗くことができる
  • キャラに共感できたり日常に生かせる意外なメリットを得られる
  • 風俗嬢はもちろん風俗を利用する男性の気持ちも知ることができる

上記ひとつでも気になった人や、風俗に好奇心を持つ人はもちろん、嫌悪感を持っている人にもぜひ読んでほしいですね!

 

ここで、一人の女性として私の個人的な意見も述べさせてください。

作中でも述べられましたが、私自身、風俗は必要だからこそ存在しているものだと考えています。

もし風俗を規制したら……という仮定の話

(『デリバリーシンデレラ』NON 2巻/集英社 より引用)

風俗嬢も必要だから存在していて、その存在を軽んじることはできません。

実際、自分に風俗の仕事ができるかと言われたら答えはNOです。

それは羞恥心や嫌悪感もあるけれど、なにより恐怖感が大きいからで、これを乗り越えて風俗嬢になるのだから対価は大きくて当然でしょう。

そして、男性には発散する場所が必要です。

変に規制することでフラストレーションがたまり、犯罪を犯すくらいならしかるべき場所で発散するのがベスト!

とくに、特殊な欲望・性癖を持っていて、伴侶では満たすことができない、叶えられないのであれば、専門のお店を利用するのは賢い選択の一つだと思います。

だからといって、「みんな!風俗って素晴らしいんだよ!風俗嬢って偉いんだよ!みんな風俗に行こう!」なんて思っているわけでもなく……。

いろいろな考え方があって、いろいろな生き方があって、いろいろな人がいて……。

多様性のある時代に生まれた今だからこそ、風俗に対する考え方にも多様性があっていいんじゃないかなと。

『デリバリーシンデレラ』を読んで、私はそう思ったのでした。

こんな風に普段はなかなか考えないことを考えるきっかけとなった『デリバリーシンデレラ』。

この記事を読んで、少しでも「読んでみようかな?」と思っていただけたら幸いです。

ayame

 

 

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元研究職、現在は飼い猫を溺愛する主婦兼フリーライター。小さいころから漫画が好きで、実験の合間にも漫画を読むほど。 ジャンルを問わずなんでも読むけど、時代もの・歴史ものがとくに大好物。 篠原千絵先生大好きです!好きなタイプは『はじめの一歩』のヴォルグさんと『はいからさんが通る』の編集長。