『無限の住人』キャラ名鑑!使用武器と共に30人をぶった斬り!




みなさんこんにちは、前回「無限の住人」に関する基本情報と魅力についてまとめた記事を執筆したマンガタリライターの神門です。

ネオ時代劇を確立した漫画『無限の住人』基本情報と魅力4点を紹介!

2019.01.31

今回は、「無限の住人」に登場する剣士と使用する武器による戦い方を紹介していきます!

「無限の住人」は、沙村広明氏による作品で、月刊アフタヌーンで連載された当初からネオ時代劇と称され、既存の時代劇とは一線を画した異形な剣士の異質な武器による戦闘が非常に刺激的でした。

非情に多くの剣士達が登場するため、

  • 登場した剣士のまとめを見たい
  • 変な武器ばかりだったけれど、誰がどんな武器を使用していたかまとめて見たい

という人もたくさんいるかと思います。

剣士達の個性的な風貌と武器、そして格好良すぎる戦闘シーンをまとめていますので、「もう一度読みたくなった!」と思ってもらえると思います。

また、未読の方も、その異質さや圧倒的な戦闘描写に、読んでみたくなることうけあいです。

なお、個人的にはヒロインである凛がイチオシです! 技に名前をつけちゃうなんて厨二らしいところがたまらなく可愛いですから!

そんなツッコミも各キャラに設けていますので、是非、ご覧ください!

 

目次

1、『無限の住人』ってどんな漫画? 基本情報を紹介

 

無限の住人(1) (アフタヌーンコミックス)
著者 沙村広明
出版社 講談社
掲載雑誌 月刊アフタヌーン
掲載期間 1993年 – 2013年
単行本巻数 全30巻
ジャンル ネオ時代劇

簡単に「無限の住人」のあらすじを振り返ります。

時は江戸時代、浅野凛は無天一流の統主であった父、そして母を目の前で『逸刀流』と称する天津影久とその一党に惨殺されてしまいます。

両親の復讐を誓い、凛は用心棒として不老不死の百人斬り・万次を雇い『逸刀流』を追います。

 

『逸刀流』は「勝つことこそ剣の道」という思想で、既存の流儀や流派の垣根を壊そうとするため幕府からも狙われます。

そうして万次・凛vs『逸刀流』vs幕府 の激しい戦いが繰り広げられるのです。

激しい戦いを彩る様々な剣士達は、個性的すぎて魅力的なキャラばかりです。

 

では早速、紹介していきます!

2、まともな剣士はほぼいない! 異形の剣士達と使用する武器、戦い方を紹介

 

登場する剣士はほぼ全員、まともな剣士じゃありません。

 

  • 見た目がまともじゃない
  • 使用武器がまともじゃない
  • 剣士といいつつ、そもそも剣すら使わない

 

細かいことを説明するより見て頂いた方が早いと思います。

人数が多すぎて全員を紹介は出来ないですが、それでも30人を、所属流派ごとに一挙紹介します!

 

2-1 主人公とヒロイン:逸刀流への復讐に燃えるヒロインとその用心棒

物語の中心、主人公とヒロインを紹介します。

 

【主人公】万次(まんじ) 隻眼で不老不死のシスコン

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  シスコンその1
武器  四道(しど)、小天狗(こてんぐ)、男転(おころび)、女虻(めらび)、等
戦法 (自分の)命を切らせて(相手の)命を切る

凛から用心棒として雇われた、隻眼で不老不死の体を持つ、通称「百人斬り」です。

凛に妹の面影を見るところは完全にシスコンですね!

凛と妹の町が重なる・・・・

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

万次の特徴として、各種のへんてこな武器を使用することです。

特に好んで使用しているのは根元から二股に分かれたような「四道」片側が鉤状に曲がっている「小天狗」などがあります。

左から二つ目の二股に分かれてるのが四道、その後ろが男転。

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

こちらが小天狗。木に登る際にも便利な形状。

「無限の住人」 11巻 沙村広明/講談社より 引用

また、戦った相手の武器を気にいると倒した後に自分で使用します。

黒井鯖人の使用していた「烏(からす)」はよく使われています。

万次の戦法は、不死という体を活かしての戦いです。というより、相手も強いから自分の体を犠牲にしての戦いになることが多いです。

腕や足、時には心臓や脳天を犠牲にしてでも相手を倒します。

自慢することではないですね

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【ヒロイン】浅野凛(あさの りん) 必殺技を叫ぶ少女

感情豊かなところが魅力です

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  食いしん坊
武器  黄金蟲(おうごんちゅう)、クトネリシカ
戦法  目くらまし

ヒロインの凛です。

浅野道場の一人娘とはいえ剣の腕は「素人に毛が生えた程度」です。

復讐を誓ってから修行を積んだとはいえ、向上する剣の腕などたかが知れています。

それは浅野道場の宝刀、「クトネリシカ」を手にしたところで変わりはありません。

奥に見えるのが「クトネリシカ」です

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

そこで凛が考えたのが「必殺技」です!

全長十四cmの小型の匕首である「黄金蟲」を全身に二十本以上隠し持ち、体を反らせた後に一斉に放射する「殺陣黄金蟲」です。

作品内では「必殺技叫び人」のうちの一人です(尚、他は一人いるだけです)

両親の復讐と同時に必殺技の名前を考えていたなんて考えると、実に可愛いですね!

これだけ投げられるのはたいしたものだと思います(ここでは叫んでないですが)

「無限の住人」 28巻 沙村広明/講談社より 引用

命中率、威力とも弱く、派手な割に目くらましくらいにしか使えませんが、逆に言えば目くらましとしては有効活用できます。

でもよくよく考えれば、これだけの本数をまともに投げられるのって、凄いですよ!?

火を使った応用技、「殺陣火焔妖蟲」(ここでは叫んでます!)

「無限の住人」 19巻 沙村広明/講談社より 引用

 

2-2 逸刀流:変態から変人までバラエティに富んだ異形の剣士軍団

天津影久を統主とした剣客集団です。

勝つことを至上命題としているため、通常の剣の道から外れたような連中ばかり属しています。

 

【逸刀流】天津影久(あのつ かげひさ) 長髪で襟足を結んだだけのツリ目で不愛想な男

優男の見た目にそぐわない戦斧「頭椎」を使います

「無限の住人」 28巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  ツリ目
武器  頭椎(かぶつち)
戦法  叩き潰す

天才的な剣の腕を持ちますが、主として使用するのは小型の戦斧「頭椎」です。

舞うような動きですが、重量のある戦斧で相手の刀もろとも頭蓋を叩きつぶすような戦いをします。

もちろん、通常の剣を用いてもその腕は一級品です。

このように相手の刀身ごと叩き潰します

「無限の住人」 11巻 沙村広明/講談社より 引用

幕府の策略にかかり幹部級を殺され、『逸刀流』を壊滅状態にしてしまったことを嘆き、江戸を去ることになる天津達。

追いつめられるわけですが、これって天津というより、多くは凶や凛のせいです。

凶が「アカギ」ではなく「吐」と理解すれば毒を盛られて殺されることもなかったでしょう。

また凛が余計なことをしなければ事前に六鬼団の戦力を削げたかもしれないし、江戸城の警備が厳しくなることもなかったでしょう。

そういえば加賀では凛に蹴られるわ、破傷風にかかるわ、凛と関わるとロクなことになっていません。

凛と関わると、きっと二年前の呪いが天津にかかるのでしょう。

六鬼団をおびき出し各個撃破しようとしたところを邪魔され、腹いせに凛をナンパする天津(嘘です)

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】黒井鯖人(くろい さばと) 変態大入道

右肩がかつての妻、左肩が凛の母

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  ロリコン変態ハゲ入道
武器  烏(からす)
戦法  切り裂く

作中でも随一の異形を誇る剣士です。

両肩にはかつて自分の妻だった女と、そして凛の母親の生首を剥製として生やしています。

女性賛美がいきすぎたと言っていますが、ただの変態です。

そして当時十四歳だった凛の美しさに惚れ、凛を殺した後には妻の首と挿げ替えようなどという、ロリコンでもあります。

手裏剣の様な武器、「烏」を得意としています。

でも、この「烏」を使って飛び道具を弾くのはまだしも、相手の体を真っ二つに裂くのはどう考えても無理があると思うのですが、それを成し遂げるのが鯖人の凄さなのでしょう!

相手の攻撃を弾きます

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】凶戴斗(まがつ たいと) パンクな外見のシスコン兄ちゃん

遊女の恋(れん)。本当の妹ではありませんが

「無限の住人」 5巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  シスコンその2
武器  グラントルコ
戦法  地の利

幼少時からの天津の盟友。幼い頃に妹を殺された、シスコンその2です。

特徴はツンツンに逆立てた髪と、着物の下に着ているインナーと一体化した口元を隠すマスク(?)です。

刀の中に更に小刀が入っているという仕込み刀・「グラントルコ」を愛用しています。

小柄であること、山育ちであることから、地の利を活かした戦いを得意とします。

こんな感じで仕込まれてます

「無限の住人」 1巻 沙村広明/講談社より 引用

とにかく凶といえば恋のことといい、「アカギ」のことといい、間が悪い!

凶がきっちりしていれば逸刀流も壊滅せずに済んだんじゃないでしょうかとも思われるくらいです。

常陸に向かう際も、尸良を馬で跳ねなければ、天津が一人になることもなかったんじゃあ?

凶自身の生き残り運が強いのは、おそらく関与する他の人の生命力を吸っているからなのでしょう。

むしろ馬こそ最強説もあるくらいです!

「無限の住人」 25巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】閑馬永空(しずま えいくう) 二百年生きた、もう一人の不老不死

「井上真改 蟲殺」に毒を染みこませる閑馬
 

「無限の住人」 2巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  虚無僧
武器  井上真改 蟲殺(いのうえしんかい こさつ)
戦法  毒、不死

万次と同じく八百比丘尼によって不死の肉体を持ち、万次より遥かに長く二百年も生きています。

なぜか虚無僧のような格好をしています。

「井上真改 蟲殺」は刀の背に毛を生やしており、その毛に毒を染みこませることにより、切った相手に致命傷を与えます。

万次と同様に不死の体のため、万次との戦いは斬り合いなんてものではなく、殺し合いですらありません!

黒井や凶とともに、天津影久に従う「逸刀流」の中の古参剣士ですが、黒井、閑馬の死から「逸刀流」の凋落が始まっていきます。

万次との戦いにおける凄絶な絵図。互いにこれでも死なないです。

「無限の住人」 2巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】乙橘槇絵(おとのたちばな まきえ) 戦う様は暴風の如し。魅惑の脚を持つ最強剣士

登場の仕方は主役並(もしくはラスボス)

「無限の住人」 28巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  病弱、脚(太腿)
武器  春翁(はるのおきな)
戦法  なぎ倒す

天津影久が「揺籃の師」と仰ぐほどの腕前で、作中でも最強剣士の一人です。

十歳の時に無天一流の次期統主といわれていた兄を倒し自害に追い込んだことから、人を斬ることを恐れています。

遊女にみをやつしていましたが、天津に見受けされて以降は天津のために戦います。

最強ながら、精神的な弱さと、病に身を侵されているというお約束を抱えています。

しかし、天津を守るためだけに立ちまわる蒔絵の、なんと切なくも美しく、そして強いことでしょう!

 

三節槍「春翁」を振り回し遠心力で腕力を補い、敵を寄せ付けずに嵐の如くなぎ倒します。

物語終盤の那珂湊での戦闘は、凄惨でありながら美しい、そう感じさせずにはいられません!

圧倒的な戦闘力と太腿力


「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

さらに驚異的な身体能力を持ち、特に足技はリーチの長い槍の懐に入ってきた敵に隙を与えません。

戦いながら見せるおみ足がなんともいえず色っぽいです。

近づけない。そして太腿が魅力

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】川上新夜(かわかみ あらや) オールバックおじさん

祭りではお面を売っています

「無限の住人」 4巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  面屋
武器  -
戦法  解体

凛の父親を虐殺した場に居合わせ、母親の凌辱にも加わっていたことから、凛からも強く復讐の対象となっていました。

普段は面屋を営んでおり、息子の練造には逸刀流であることを隠しています。

そのため家には刀を置いていませんが、万次との戦いでは無手でも万次の武器を次々と奪っていく強さを見せました。

万次に対し「解体宣言」

「無限の住人」 2巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】宇留間(うるま)&花田(はなだ) 驚く様が素晴らしいチンピラコンビ

左の鉈の様な武器を持っているのが宇留間、右が花田

「無限の住人」 7巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  チンピラ
武器  宇留間:鬼太鼓桴(おんでこばち) 花田:燕誅丸(えんちゅうまる)
戦法  宇留間:ぶんまわし 花田:突き刺し

二人コンビで万次と戦いました。宇留間の方が坊主頭の剣士です。

武器は大きな鉈のような「鬼太鼓桴」で、ぶん回して戦います。

振り回す様は、野球のスイングを思わせます。

しかし残念ながら見た目のチンピラ臭のとおり、あまり見せ場もなくやられてしまいました。

一振り!

「無限の住人」 7巻 沙村広明/講談社より 引用

 

眼鏡をかけた兄ちゃんの方が花田です。作者曰く、「ジョン・レノンをイメージしていたが、出来上がったのは単なるオタク兄ちゃん」とのこと。

「燕誅丸」という二刀で一組の細い刀を使用し、相手を突き刺して攻撃します。

燕誅丸で万次の脳天を貫く

「無限の住人」 7巻 沙村広明/講談社より 引用

作中では、万次の不死に対して一番の反応を示してくれます。

不死身だと知ってこれくらいのリアクションをしてくれたなら、万次も嬉しいでしょう。というか、他の登場人物は不死の体に対して驚かなさすぎです。

そりゃ、「うそぉオオ!」とも言いたくなりますよね

「無限の住人」 7巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】火瓦(ひが) キック力が凄い!

背中に背負った二刀を使う

「無限の住人」 7巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  ターバン
武器  神刃(かむじん)、助広 雨椿(すけひろ あまつばき)
戦法  二刀流

宇留間と花田の二人をまとめていた、凛の両親の襲撃にも参加していた剣士です。

頭にターバンのようなものを巻き、二刀流で戦います。

右手には大型の直刀「神刃」で、左手には日本刀である「助広 雨椿」を持ち戦います。

あと、万次を大きく吹き飛ばすほどの凄いキック力を持っています。改めて見てみてもとんでもない脚力だと分かります。

何せ人一人、宙を舞うんです!

これぞ黄金の左!

「無限の住人」 8巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】圭反藤諒(かそり ふじあき) 冷静になれなかった男

鉤針?

「無限の住人」 14巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  漁師っぽい
武器  鯱鉤(しゃちばり)
戦法  意外と俊敏

吐鉤群の罠によって幹部が一掃された後の生き残りの一人です。

仲間を二十人も斬った万次に対するけじめをつけるため凛を餌に万次をおびき寄せますが、共にやって来た偽一と戦うことになりました。

大きな鈎針のような「鯱鉤」で、作中で最強剣士の一人でもある偽一とも対等に戦います。

ただ最後、冷静さを失い敗れてしまいます。もう少し冷静に、偽一の頭を刺せればねぇ、と思いました。

意外と俊敏な動きを見せます

「無限の住人」 14巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】把山繰重(わやん くりしげ) マタギ魂!

「無限の住人」 14巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  マタギ
武器  井上真改 蟲殺(いのうえしんかい こさつ)
戦法  慎重

圭反と同じく万次をおびき寄せて戦うことになります。

もともとマタギで、過去に熊によって万次とは反対の左目を失っています。

かつて閑馬永空が使用した「井上真改 蟲殺」と毒を用いて万次に対抗しますが、あまりに慎重に戦い過ぎたがために敗北を喫してしまいます。

閑馬永空の刀を手に万次に向かいます

「無限の住人」 14巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】馬絽祐実(ばろ すけざね) 自分の意志とは関係なく万次に迷惑をかけてしまった男

顔の傷のせいで馬絽と間違われる万次。そりゃ、「誰?」ともなります

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  男前
武器  杉ノ明露(すぎのあけつゆ)
戦法  振り回し

逸刀流の残党の一人。

顔面に横真一文字の傷跡があり、風貌が万次と似ていることから、万次の方が馬絽と間違われて襲われることもありました。

この時代、写真があるわけでもなし、似顔絵と伝え聞きだけであれば、間違えるには充分なのでしょう。万次には良い迷惑ですけれども。

特筆すべきは、異常なほどの長刀「杉ノ明露」です。

明らかに異様な長さを誇るのが分かります。

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

本来なら重くて素早く振り回すことなどできないはずですが、刀身に複数の穴が開いていることで軽量化されています。

そのため、長いリーチで同時に何人もの敵を斬ることが出来ます。

天津とともに江戸城を襲撃した際は、この長刀で何人もの相手を斬りまくりました。

敵も驚くその刀身

「無限の住人」 21巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】吉乃瞳阿(よしの どうあ) うんこを連呼する奔放な少女

アイヌ衣装の瞳阿

「無限の住人」 17巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  世間知らずのお転婆娘
武器  イペタム、キラウコンタ
戦法  飛び回る

アイヌの村で育った少女剣士です。

「逸刀流」の中でも心を開かず、話すのは天津、夷作、怖畔くらいですが、剣の力は確かであり、俊敏な動きで敵の間を飛び回って撹乱し、的確に相手の急所を斬りつける腕を持ちます。

二刀を使用し、一つは槍の穂先を改造して作った短剣「イペタム」で、もう一つは十手の先を尖らせた「キラウコンタ」です。

右手がイペタム、左手がキラウコンタ

「無限の住人」 20巻 沙村広明/講談社より 引用

また防御用に、鉄板入りの帽子をかぶっています。

凛と仲良くなり、お笑い要員にもなっています。

八つ当たりです

「無限の住人」 18巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】八苑狼夷作(やそのおおかみ いさく) 気は優しくて力持ち

大きさが良くわかります

「無限の住人」 17巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  伴天連
武器  -
戦法  怪力

瞳阿とともに蝦夷より本島に逃れてきた、心の優しい大男です。

人を傷つけることを好みませんが、瞳阿を守るためならその力をふるいます。

見た目通り、怪力が武器で、特に刀を使うことはありません。

手甲などの軽装の鎧を身に付けたうえで暴れれば、それだけで大きな武器となります。

作品の途中、「不死実験」の実験体となり胴体を真っ二つにされますが、かろうじて助かりました。

防具が武器になります

「無限の住人」 17巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】果心居士(かしんこじ) 表の顔は薬屋、しかしてその実態は諜報員

頑張るおじいちゃん

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  薬屋
武器  薬、針
戦法  地の利

江戸で薬屋を営みながら諜報活動を行っている老人です。

剣を振ったり、激しい戦いをしたりすることはできませんが、自らが「山の民」であることを活かした戦いをします。

炭酸ガスを発生させて相手の動きを封じ、鍼治療用の鍼でとどめを刺します。

そもそも名前が「果心居士」ですからね、何かやってくれるとは思いましたが、こうきましたか、という感じです。

伊達に逸刀流に籍を置いているわけじゃない

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】阿葉山宗介(あばやま そうすけ) 隻腕だが最強の還暦じじい

ただの隻腕ではない!

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  くわせもの
武器  断身九印(だんしんくいん)、鎖
戦法  回転演舞

逸刀流の副将であり、影久の後見人的な立ち位置にある老人です。

既に老人の域に達していますが、剣の腕は衰えていません。

右腕のない隻腕でありますが、その右腕になんと二本の鎖をぶら下げ、左手に持つ「断身九印」とあわせて二刀、いや三刀のような戦いをします。

偽一との戦いで見せた連撃は凄まじく、伊達に年齢を重ねていないと思わせてくれます。

阿葉山vs偽一の戦いは、作品内でも三本の指に入る戦いだと思います!

鎖vs鎖鎌!

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【逸刀流】怖畔(おずはん) 一緒に戦いたくない剣士No.1

「無限の住人」 25巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  南方部族
武器  謎の笛
戦法  かく乱

『逸刀流』の中でもひときわ奇異な格好の謎の剣士ですが、その実力は折り紙付き。

剣の腕もそうですが、謎の笛で相手の脳に直接ダメージを与えるなど、トリッキーな戦いをします。

相手を狂わせる笛の音

「無限の住人」 23巻 沙村広明/講談社より 引用

常に仮面をかぶっていて素顔を見せることのない謎の剣士です。

戦い方も独特で、特殊な笛の音で敵をかく乱させ、俊敏な動きや跳躍力などで奇襲を得意とします。

瞳阿曰く、「『逸刀流』の中で一緒に戦いたくない剣士でダントツ一位」とのことです!

まともな会話をかわすことはないのですが、瞳阿はなぜか怖畔の言葉を理解できるようです。

凛も納得!

「無限の住人」 18巻 沙村広明/講談社より 引用

 

2-3、無骸流:逸刀流を抹殺するために形成されたならず者の集団

無骸流は、逸刀流を抹殺するために作られた集団です。

流派を名乗っていますが、実際はゴロツキの集まりです。

流派の全員が死罪人であり、逸刀流を殺すことで自由の身になるため戦います。

 

【無骸流】偽一(ぎいち) ナチュラル・ボーン・キラー?

立小便の背後から迫ってこられたらちびりますね、って、あ、もう出していました

「無限の住人」 10巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  必殺仕事人
武器  錦連 三途ノ守(かねつち みとのかみ)
戦法  首斬り

作品内の最強剣士の一人です。

見た目はどこからどう見ても、ナチュラル・ボーン・キラーなお方です。

使用する武器の「錦連 三途ノ守」がこれまた特殊で、手錠の様な形をした鎖鎌です。

その手錠部分を相手の首にかけて斬首するのが得意技です。

御免では済まされない所業です

「無限の住人」 5巻 沙村広明/講談社より 引用

また、相手の武器に絡めて奪うことも出来ます。

卓越した強さで逸刀流を六十人以上殺し、作品内でも万次、凶、圭反、阿葉山、槇絵と、強い相手と戦いまくっています。

命中率が凄い!

「無限の住人」 13巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【無骸流】百琳(ひゃくりん) セクシーお姉さん

この格好で登場ですよ!?

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  姉御
武器  群踏(ぶらふま)
戦法  毒矢

金髪ミニスカで戦う美人おねーさんです。作品の明るいセクシー担当? 尚、影のあるセクシー担当は槇絵です。

普段は黒髪の鬘をかぶり、変装して相手に近づいて油断を誘ったりします。

武器は腕に装着したボウガンもどきの「群踏」です。矢単体では殺傷能力はさほど高くありませんが、猛毒が塗られています。

昇天させてほしい男性は多いはずです?

「無限の住人」 8巻 沙村広明/講談社より 引用

「にゃはは」と独特な笑いをします。

またお色気担当(?)でもあり、登場するたびに露出度が高くなったり拷問で酷い目にあったりしています。

尚、「お姉さん」と言っていますが、実際のところは三十になるというお方ですのでご注意ください。

私は全く問題ありませんよ!

口癖の「にゃはは」笑い

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「無限の住人」 6巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【無骸流】尸良(しら) 素晴らしき下種な野郎。笑い方は「げはははは!」

ゲッハハハハハアン、ですよ!?

「無限の住人」 6巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  ゲス
武器  ホトソギ、骨
戦法  なぶり殺し

作品内で最もゲスな男です。そのゲスさはあまり酷く、むしろ潔ささえ感じます。

相手の両手両足を斬りおとし、自由を奪い、さらに痛めつけるドSです。

武器の「ホトソギ」は字を当てると「女陰削ぎ」と、もうヤバいです。

体を引き裂くためのノコ引き刃は相手を痛めつけるためだけにあります。

ノコギリのような刃でまさにノコギリのように引きます。爆笑しながら。

「無限の住人」 6巻 沙村広明/講談社より 引用

 

万次に右腕を斬りおとされた後は、右腕を削って自分の骨すらも武器にしています。

ちなみにこれ、使う自分もめちゃくちゃ痛いらしい。阿保です。

自分の骨を削り、尖らせ、武器とする執念

「無限の住人」 10巻 沙村広明/講談社より 引用

そして尸良といえば、なんといってもその独特な笑い方!

「げはははは!」って、どんな笑い方ですか。むしろ、そう笑う方が難しい気がします。

きっと昔からこの笑い方を練習してきたのではないかと思います。

百琳といい、無骸流は変な笑いをしないといけないのかもしれません。

こちらは、げあーっはっはっは!

「無限の住人」 10巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【無骸流】吐鉤群(はばき かぎむら) とにかく強いのだがとにかく報われない男

居合いで天津と対峙する

「無限の住人」 30巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  父親
武器  鴉鷺(あろ)
戦法  居合い

幕府の新番頭で、無骸流を作り出した張本人で、最強剣士の一人です。

逸刀流を最後まで追い、天津と対決します。

武器「鴉鷺」を使用した居合いは目にも止まらぬほどの速さ、そして正確さを併せ持っています。

天津との死闘

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

しかし、作中での報われなさはかなりのものです。

『逸刀流』を追うも、江戸城での大暴れを許してしまい、『逸刀流』の殲滅と切腹を言い使わされてしまいます。

足かせになりたくないと、妻と息子は本人の目の前で自害し、さらに隠し子であった杣燎(そま りょう)は父のために戦い、父の身を守って目の前で死ぬ。

万次に左目を奪われ、天津に右目を潰され、最後には天津との戦いの中で力尽き果ててしまうのです。

こんな曲芸じみた腕を見せてくれるのですが、報われません

「無限の住人」 28巻 沙村広明/講談社より 引用

 

2-4 六鬼団:逸刀流を撲滅するために作られた暗殺戦闘集団(逆から読んではいけない!)

無骸流と同じく、逸刀流を抹殺するために吐鉤群が作った集団です。

死罪人から作られているのも同様ですが、無骸流以上に実戦で相手を殺せる実力者を集めています。

 

【六鬼団】叢咲正造(むらさき しょうぞう) 酸を武器にするネズミ男

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  サディスティック
武器  悪杖 雨甘露(あくじょう うかんろ)、悪玉 叢咲海胆(あくぎょく むらさきうに)
戦法  いたぶる

頭巾をかぶった、小柄で出っ歯の男です。

喜んで拷問するサディスティックさを持っており、戦い方にも表れています。

「悪杖 雨甘露」には酸を仕込んでおり、振ると酸が噴き出て相手を近づけないようにし、近づかれた場合は近接用の悪玉 叢咲海胆」を使用します。

戦った亜門の捨て身の戦法により、自分の酸もろとも死んでしまいます。

遠い間合いでは悪杖 雨甘露

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

 

近づいたら悪玉 叢咲海胆

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【六鬼団】杣燎(そま りょう) ファザコン少女

全力少女

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  真っ直ぐ、ファザコン
武器  太郎坊(たろうぼう)、僧正坊(そうじょうぼう)
戦法  頑張る

吐鉤群の隠し子で、父に殉じるため六鬼団に入ります。

実力はまだまだ未熟ですが、太刀「太郎坊」と脇差「僧正坊」で、気合と根性と機転で戦います。

とにかく父である吐鉤群への入れ込みようは半端なく強く、六鬼団に入り、逸刀流と戦い、自分の身を盾にして父を守ります。

それだけファザコンということで、父の愛情に飢えていたのでしょう!

二本の刀を使いますが、基本は正面から突っ込む!

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【六鬼団】伴殷六(ばん いんろく) ワイルドガンマン

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  ダンディ
武器  大那須挺(ダイナスティ)
戦法  二丁拳銃

作中でも異彩を放つ、もはや剣士と呼びようもないガンマンです。

当たり前ですが、遠い間合いから攻撃できることは、剣士と戦うにあたっては圧倒的に有利です。

その設定の為か、山中の見通しの悪い場所での戦いに引きずり込まれてしまいます。

そりゃそうですね、遠くから天津を狙撃して殺す、なんて展開になったら興ざめです!

「無限の住人」 26巻 沙村広明/講談社より 引用

使用するのはフリントロック式連発前装銃である「大那須挺」です。

やっぱり二丁拳銃はロマンです!

 

【六鬼団】荒篠獅子也(あらしの ししや) 動ける巨漢

これを相手にどうしろと?

「無限の住人」 22巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  信心深い
武器  ワスボールド
戦法  潰す

元はオランダ商船員で本名はレウといいます。

大男で、巨大で重さ30キロ近くある斧「ワスボールド」を両手に持って振り回します。

圧倒的なパワーで、相手の攻撃ごと押しつぶし、叩きつぶします。

通常の剣士が獅子也と戦うのは、もはや反則としか思えないでしょう。

技やスピードなどものともしない、力

「無限の住人」 27巻 沙村広明/講談社より 引用

信心深く、相手を倒す際には「Amen」などと呟いていたりします。

ま、そんなこと言われたところで、潰されて殺される身としては全く心静まらないです。

 

【六鬼団】弩馬心兵(どま しんぺい) ヌンチャク使いのカンフー野郎

見るからに中華風

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  チャイナ
武器  アオナギ、ティンナギ
戦法  カンフー

中華風の風貌をした男です。

戦い方も、「アオナギ」、「ティンナギ」というヌンチャクに蹴り技を使うなど、どう見てもカンフーです。

なお、二節状態が「アオナギ」で、「アオナギ」を四節状態にしたのが「ティンナギ」となります。

力を解き放った弩馬は一時的とはいえ、槇絵とも拮抗した戦いを繰り広げます!

なんか凄いことになっています。

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【六鬼団】八宗足江進(はっしゅう たりえしん) 必殺技叫び人その2

弩馬と組んで蒔絵と戦います

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  パンク
武器  ヴォーホルベルスフリッカー
戦法  叫ぶ、回転させる

長髪、隻眼、バンダナという異人です。

武器は十文字槍に似た「ヴォーホルベルスフリッカー」で、穂先に仕掛けがあるようで、激しく回転させながら鋭い突きを放ちます。

凛に続く二人目の「必殺技叫び人間」で、彼が言い放った「draaikolk」とはオランダ語で「渦」を意味しています。

渦のように激しく回転させているからでしょうね。

めちゃくちゃ回転していますね!(蒔絵に避けられていますが……)

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

 

【六鬼団】御岳(みたけ) ブーメランを使う吐の腹心にして渋い男!

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

属性  まじめ
武器  二ツ畏刀(ふたつくまとう)
戦法  意表を突く

吐の腹心で、吐とともに逸刀流を追って六鬼団とともに戦います(正確には六鬼団の一員ではありません)

ブーメランのように投げたら戻ってくる手裏剣「二ツ畏刀」を使用し、剣と手裏剣で別方向からの時間差、あるいは同時攻撃で戦います。

でもこのブーメラン、どう考えても、戦いで激しく動いていて予測不可能な相手に当てるのは難しいはず。

それを、相手の動きを予測して命中するようなところにきちんと投げる御岳って、実はとんでもなく凄いのではないでしょうか!?

武器の中ではこの二ツ畏刀、好きです!

「無限の住人」 29巻 沙村広明/講談社より 引用

 

3、まとめ

今回は「無限の住人」で登場する剣士と使用武器を、

  • 主人公とヒロイン
  • 逸刀流
  • 無骸流
  • 六鬼団

という所属流派に分けて紹介しました。

見た目が明らかにおかしいやつ、戦い方が剣士じゃないやつばかりだったと思います。

この記事を読んで、「こんなやついたなぁ」とか、「こんな武器だったんだ」とか、思い出してまた読み返したくなった方もいるかと思います。

また、個性的な外見や武器から描き出される迫力ある戦闘に興味を引かれた方もいるのではないでしょうか。

 

かつて読んだ人も、まだ読んだことがない人も、この記事が「無限の住人」という作品を手に取るきっかけになってくれればと思います!

マンガタリライター、神門

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。