漫画『ハッピーシュガーライフ』の基本情報と狂った魅力を徹底解説!




狂気的な美少女が大好きなマンガタリライター「ココカラ」です。

今回は漫画「ハッピーシュガーライフ」の魅力や基本情報を紹介します。

アニメ化で話題になって「ハッピーシュガーライフ」を知った人は多いです。

しかし作品の内容がわからないので、

  • とりあえず作品の全体図を知りたい
  • 絵柄やストーリーを知りたい
  • 面白い登場人物がいるか知りたい

と考えてこのページを開いてはいませんか?

「ハッピーシュガーライフ」は、絵柄の可愛さに惹かれて最初のページをめくると血まみれの女の子が笑いながら語りかけてくる作品です。

あなたが美少女の心の闇や残虐性を好むのであれば「ハッピシュガーライフ」は非常に面白く読めるようになります。

この記事では、

  • 「ハッピーシュガーライフ」の概要
  • 作品全体の魅力
  • 登場人物
  • 「ハッピーシュガーライフ」を楽しく読むコツ

など、「ハッピーシュガーライフ」の作品名しか知らない人が求める情報をまとめました。

この記事を読むことで「ハッピーシュガーライフ」があなたに適した作品かどうかがわかります

目次

1、「ハッピーシュガーライフ」の基本情報

ハッピーシュガーライフ(7) (ガンガンコミックスJOKER)
作者 鍵空 とみやき(かぎそら とみやき)
出版社 スクウェア・エニックス
掲載雑誌 月刊ガンガンJOKER
巻数  既刊8巻(2018年10月4日現在)

「ハッピーシュガーライフ」は少女漫画風の絵柄でありながら残虐なシーンが多く描かれている純愛サイコホラー作品です。

どこにでもある日常的な世界観ですが、主要登場人物がほぼ全員狂っています。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「ハッピーシュガーライフ」は他人を愛するということを初めて知った少女「松坂さとう」が、真実の愛とは何かを噛み締めながら「神戸しお」という幼女と気持ちを確かめ合っていくストーリーです。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

しかし、両想いである2人の生活は社会的に許されることがなく、様々な困難に遭遇します。

なぜなら、

  • 「さとう」は「しお」を誘拐して連れてきた
  • 2人が住んでいる家は家主を殺して手に入れたもの

だからです。

「しお」は家族が毎日捜索していますし、家主も連絡が取れなくなれば捜索願が出されるのは間違いありません。

社会と敵対してどこまで愛を貫き通せるかというのも「ハッピーシュガーライフ」における見どころの1つと言えます。

「ハッピーシュガーライフ」は2018年7月にアニメ化を果たしましたが、アニメでは原作の絵柄による魅力や背景事情が描ききれていないため情報不足な面があります。

「ハッピーシュガーライフ」の魅力を存分に楽しむのであれば漫画版を読むことをおすすめします。電子書籍でも購入できるので通学や通勤中でも読み進めることができます。

 

2、残虐性ばかりではない「ハッピーシュガーライフ」の3つの魅力とは?

「ハッピーシュガーライフ」の見どころは3つあります。

以下の魅力が好みに合いそうなら「ハッピーシュガーライフ」を楽しむことができます。

 

2−1 可愛く純粋な「さとう」が悪意なく犯す残虐なシーンのギャップがいい!

主人公の「さとう」は周囲から愛される美少女ですが、愛することを知らずに育ってきました。そのため「愛とは何か?」を知って満たされたいと考えていました。

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

そんな時に出会った少女「しお」に惹かれた「さとう」は幼い少女を誘拐し、この気持ちが愛だと確信します。

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

愛を邪魔されることを何よりも嫌う「さとう」は、勝手な愛情を押し付けてくる他人を許すことができず迷わず犯罪に手を染めます

「さとう」にとっては「しお」との愛が何よりも大切で、2人の生活を邪魔する相手には容赦しません。

「しお」以外に愛をささやくことは殺人より許されない罪だと考えています。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

残虐性を持つ「さとう」ですが、普段は愛嬌のある美少女で誰からも愛されています。

少女漫画風の絵柄であることも合わさって「さとう」の残虐性が際立っているのが魅力の1つと言えます。

 

2−2 まともだった人たちが主人公と関わることで狂っていく展開が面白い!

狂っているのは主人公だけではありません。「さとう」に関わった人物はほぼ例外なく人の道を踏み外します

「さとう」と関わることで、バイト先のイケメン少年はロリコン引きこもり少年となり、人気の男性教師は窮地に陥ることを望むドMの変態になりました。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

主要人物で唯一まともだった友人は狂うことこそありませんでしたが物語から退場してしまいます。

恐らく、彼らは「さとう」と関わることがなければ幸せな人生を過ごしていたことでしょう。少女1人のために多くの人間が人生を狂わされてしまいました。

 

2−3 バッドエンドしか見えない未来をどう回避するのかという緊張感が素晴らしい!

「さとう」の現在の生活は社会的に許される状況ではありません。

彼女は「しお」を誘拐していますし、いま生活している家は家主を殺して手に入れたものです。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「しお」の家族は彼女を捜索していますので見つかるのは時間の問題です。

変態教師の罠によって「さとう」の家に警察が来たり、「しお」が家を飛び出して迷子になるといった場面もありました。

そのたびに「さとう」は乗り切っていきますが、時間が経つごとにごまかすのが難しくなっていきます。

(ハッピーシュガーライフ4巻より引用)

数々の犯罪に手を染めた上に多くの敵を抱える「さとう」。

新たな殺人まで犯して言い逃れができない状況に追い込まれた彼女が、今後どのようにバッドエンドを回避していくのかというのも「ハッピーシュガーライフ」の魅力です。

 

3、「ハッピーシュガーライフ」の登場人物が狂っているのには理由がある!

最初から狂っていた「さとう」や彼女の影響を強く受けた「しお」など、「ハッピーシュガーライフ」には魅力的な人物が多いです。

まともだった人物たちもストーリーが進むにつれておかしくなっていきました。

彼らはどのようにして変わっていったのかなどを人物紹介と一緒にチェックしていきましょう。

 

3−1 愛を偽ることは殺人よりも重い罪と考える「松坂さとう」

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「ハッピーシュガーライフ」の主人公の少女です。

常に心が空っぽの状態だった彼女は愛を求めて多くの異性と交際してきましたが「しお」に出会うことで「自分だけの愛」を知りました。

初めて手に入れた愛をお菓子のように甘いものとして感じており、「しお」を誘拐した夜に殺人を犯して2人だけの家を手に入れます。

「しお」との愛を何よりも大切なものとして捉えていて「自分だけの愛」を守るためならあらゆる手段に手を染める少女です。

(ハッピーシュガーライフ2巻より引用)

愛以外のことにはあまり関心がないため邪魔をする相手には残虐な行為もいとわないのですが、相手の心理を読むことに長けていて順応性が高いため基本的にトラブルを起こしません。

しかしひとたび相手が「自分の愛」を汚そうとしてくると容赦なく脅しにかかります。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

非情な人物と考えがちですが純粋に愛を求めているだけで、他のことはどうでもいいだけなのです。

何よりも愛が大切であり、邪魔をするのなら排除するという考え方のようです。

両親を亡くしている「さとう」は幼いときから叔母に育てられてきました。

叔母は殴られようと罵られようとあらゆる面で相手を受け入れる愛情の持ち主で「さとう」にも幼い頃から歪んだ愛を教えてきました。

この経験が「さとう」の愛に対する意識を歪ませた原因のようです。

 

3−2 無垢で記憶喪失の少女「神戸しお」

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「さとう」が誘拐した8歳の少女です。

親に捨てられて立ち尽くしていたところを誘拐されて記憶喪失となりました。

「ハッピーシュガーライフ」の物語のほとんどを家で過ごしていて、外出を「さとう」に固く禁じられています。

物語の当初は純粋無垢な少女で「さとう」のことを「さとちゃん」と呼ぶなど可愛らしい面を見せていましたが、顔を塗りつぶされた母親の記憶を徐々に思い出していきます

「さとう」の前で見せる素直さとは裏腹に、1人でいる時間にクローゼットの壁に不穏な母親の絵を描くなど心の闇を見せていきました。

(ハッピーシュガーライフ3巻より引用)

やがて「さとう」が2人目の殺人を犯した際にはそれまでの可愛らしさとは裏腹に強さを見せつけ、わずか8歳でありながら守られるだけの存在ではないことを主張しました。

 

3−3 幼女のためなら何でもする「三星太陽」

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「さとう」のバイト先にいたイケメン少年ですが、彼女に告白したことがきっかけでロリコン変態少年となりました。

恐らく「ハッピーシュガーライフ」で最も不幸な目にあったのが三星です。

告白した直後、バイト先の女店長が「さとう」に嫉妬して三星を裸で監禁してしまいます。

数日間監禁されていた三星は「さとう」によって救われますが、大人の女性に強い嫌悪感を示した末に「しお」を捜索しているというチラシを見つけました。

そのチラシに精神的に救われた三星は「しお」に異様な愛着を示すようになり、彼女のためなら犯罪すら厭わなくなりました

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

 

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

「ハッピーシュガーライフ」で「さとう」によって最も狂ったのは三星と言えるかもしれません。

結果的に彼は様々な人に拘束され、またしても大人の女性に襲われるという不幸な結末を迎えました

もし三星が「さとう」に告白していなければ彼はまともな生活を送れていたでしょう。

 

3−4 ドSからドMに変貌した教師「北埋川大地」

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「さとう」の学校の男性教師で、女生徒に人気があります。

しかし実態はドSで、妻子がいるにもかかわらず女生徒を何人も襲っている変態教師です。

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

「さとう」に目をつけた北埋川はストーキングして襲おうとしましたが防犯ブザーを鳴らした彼女によってあえなく撃退されます。

襲おうとした際に語った愛情への持論が「さとう」の不興を買ってしまい北埋川は報復を受けることとなりました。

北埋川の家に尋ねてきた「さとう」が妻子の前で服を脱ぎ始め、従わなければ防犯ブザーを鳴らすぞと脅します。

さらに「さとう」は北埋川の本性を見抜き、彼が実はドMであり妻子がいながら女生徒を襲うのは捕まるスリルを楽しんでいることを指摘しました。

自分の本性を見抜かれて脅された北埋川は「さとう」の言いなりになってしまいます。

 

3−5 親友を信じるためにすべてを失った「飛騨しょうこ」

(ハッピーシュガーライフ4巻より引用)

「さとう」の友人で、「ハッピーシュガーライフ」の主要人物で唯一まともな少女です。

「自分だけの王子様」を求めて男遊びをする少女ですが、「さとう」の親友でありたいと願い彼女の秘密に触れてしまいます。

しかし彼女の秘密をすぐには受け入れられずに目を背けてしまい「さとう」の信用を失ってしまいました

(ハッピーシュガーライフ4巻より引用)

後悔した「しょうこ」はやがて「しお」の家族と出会い、「さとう」にさらなる秘密があることを疑います。

やがて「しょうこ」は捜し人である「しお」と「さとう」が会っている現場を目撃してしまいます。

「しょうこ」は警察には連絡しないと主張しましたが、一度裏切られて信用できなかった「さとう」によって口封じをされてしまいました

「さとう」、「三星」、「しお」の家族といった三者の事情をすべて知った唯一の常識人でしたが「ハッピーシュガーライフ」の世界ではまともな人間は生き残ることができないようです。

 

4、少女漫画みたいな可愛らしい絵柄と残虐性のギャップを画像でチェックしよう!

「ハッピーシュガーライフ」の残虐性を際立たせているのが少女漫画風の可愛らしい絵柄です。

ここでは可愛らしさと残虐性のギャップをチェックして好みに合うかをチェックしてみましょう。

 

可愛らしい画像

(ハッピーシュガーライフ3巻より引用)

「さとう」のバイトの後輩「すーちゃん」です。

この少女も可愛いだけではなく心の闇を見せてくれます。

 

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

ややエロが含まれる描写です。

「ハッピーシュガーライフ」では「さとう」が半脱ぎ状態の絵も多数あります。

 

 

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

「しお」と「さとう」が家でくつろぐシーンは微笑ましい絵柄が多いです。

 

(ハッピーシュガーライフ1巻より引用)

メイド姿や制服姿などさとうの魅力的な服装も多数あります。

 

 

心の闇を見せる場面

(ハッピーシュガーライフ8巻より引用)

「さとう」が叔母と対峙する場面です。

普段の彼女とは違った強気な面が見られます。

 

(ハッピーシュガーライフ3巻より引用)

後輩の「すーちゃん」に警告をしている場面です。

「さとう」は直前まで可愛らしい表情をしておいていきなり怖い顔をするといった場面が多いです。

 

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

夜道でいきなり背後から声をかけているシーンですね。

普通に話しかけているだけでもはや怖い顔に見えています。

 

(ハッピーシュガーライフ5巻より引用)

「しお」を守るために初めての殺人に手を染めたシーンです。

ずっと本気になれなかった彼女が他人のために初めて心の闇を見せた場面でした。

 

「ハッピーシュガーライフ」では、可愛らしい画像の直後に怖い表情が出てくることでギャップを強調していることが多いです。

可愛らしい画像だけ、残虐なシーンだけというわけではないので同じ描写が続いて飽きるということがありません。

 

5、「ハッピーシュガーライフ」はアニメより漫画をおすすめする3つの理由とは?

2018年7月にアニメ化した「ハッピーシュガーライフ」ですが、アニメ版よりも漫画を読むことをおすすめします。

漫画版をおすすめする理由は3つあります。

 

5ー1 アニメ版では少女漫画風の絵柄の可愛さが伝わらない

「ハッピーシュガーライフ」の大きな魅力の1つに少女漫画風の絵柄の可愛さがありますが、絵が動くアニメでは原作の可愛さを十分に表現しきることができません。

可愛さと残虐性のギャップが魅力なのに、可愛さが半減してしまい魅力が落ちてしまっているのです。

アニメには絵が動いたり声が聞けるというメリットがあるため作品によっては成功するものもあります。

しかし「ハッピーシュガーライフ」においては原作の魅力を表現しきれているとは感じませんでした。

 

5ー2 「しお」の家族の背景など、深みのある部分が抜け落ちている

アニメ版は漫画8冊分を超える分量をわずか12話で完結させました

多くの作品ではアニメ2話に対して漫画1冊分の内容が普通ですので、「ハッピーシュガーライフ」ではかなり展開を省略されてしまいました。

そのため7巻のほとんどが抜け落ちていたり展開を変更するなどショートカットした部分が多いです。

特に「しお」に関する背景が薄くなってしまったために作品全体が薄っぺらく感じる可能性があります。

「ハッピーシュガーライフ」の深さを知りたいのでしたら漫画版を読むほうがより楽しむことができます。

 

5ー3 電子書籍ならいつでもどこでも読める

アニメは30分ほどをまとめて見なければ話がわかりにくいですが、漫画は途切れ途切れでも展開を理解しやすいです。

「ハッピーシュガーライフ」は電子書籍版がありますので通勤中の電車内などの時間つぶしに読むことができます。

 

6、登場人物が1番大事にしている狂った行動の正当性を意識して読むと100倍楽しめる!

「ハッピーシュガーライフ」をもっと深く知りたいのなら登場人物が何を大事にしているかを考えて読むと楽しめます。

「さとう」であれば「自分だけの愛」といったように、登場人物を見てあなたが思った「大事なもの」で構いません。

それぞれの人物の大切なものを意識することで狂った行動が本人にとっては正当性のあることなのだとわかってきます

「ハッピーシュガーライフ」は純愛サイコホラーと呼ばれますが、読む人によってただの純愛作品であったりホラーしか感じないという人もいました。

登場人物が何を大切にしているかを考えて読み直せばあなただけの楽しみ方を見つけられます

 

7、まとめ

(ハッピーシュガーライフ8巻より引用)

今回は、

  • 「ハッピーシュガーライフ」の基本情報
  • 登場人物の魅力
  • 絵柄のギャップ
  • 「ハッピーシュガーライフ」を100倍楽しめるコツ

を紹介していきました。

「ハッピーシュガーライフ」は主人公が純愛を貫き通す物語です。

残虐性ばかりが取り沙汰されますが、人物の内面を見るとそれぞれの行動の原点には何らかの愛情(あるいは友情)が隠れています

  • 「自分だけの愛」を貫くために、バッドエンドしか見えない未来を「さとう」がどう変えていくのか
  • 「さとう」に愛される幼き少女「しお」がどのような結末を迎えるのか

これらに注目しながら作品を楽しみましょう。

アニメでは漫画の先の話まで公開されています。

しかしアニメでは絵柄の可愛さや内面の掘り下げが足りていませんのでまずは漫画版から読むことをおすすめします

漫画はまだ続いていますが最新巻の時点ではアニメと同じストーリーをたどっています。

同じ結末を迎えるかどうかも注目の1つですね。

この記事を見て「ハッピーシュガーライフ」の絵柄が気に入ったのならぜひ読んでみて下さい。

 

ライター・ココカラ

 

ハッピーシュガーライフ(1) (ガンガンコミックスJOKER)

賭ケグルイの作者が帯で推薦していますが、雰囲気は全然違うので賭ケグルイが苦手という人でも楽しめます。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマン生活に疲れたので自由に暮らすことにした30代フリーランスです。 気が向いたらお金がなくても台湾旅行に行ったり東京に出かけたりします。 好きな漫画 ハッピーシュガーライフ、かぐや様は告らせたい、ハンターハンター、キングダム、クズの本懐など。少年少女青年エロBLまで面白ければ何でも読みます。