マンガタリライター宮ざわっ…です。
福本漫画が好きすぎて、ライター名に「ざわっ…」をいれてしまうほどの福本伸行信者です(笑)
「カイジ」「アカギ」「黒沢」「銀と金」「天」「零」…etc
福本伸行先生の作品は本当に名作揃いですよね!
そんな福本作品に共通した大きな魅力…それこそが「名言」
レンガで頭を殴られたかのような「強烈で、衝撃的な名言」です。
中でも福本漫画の中で一番の人気シリーズ「カイジ」は特に名言だらけ!
自己啓発書も真っ青なカイジの名言を読み返したくて、ネットで検索するという方も多いのではないでしょうか?
- 自分に負けそうなとき
- 理不尽な目にあったとき
私もついネットで検索したり、カイジを読み返したりして、たびたびやる気エネルギーを充電しています(笑)
そこで今回は「福本先生」も「カイジ」も「名言」も大好きな私が、何度も読み返したくなるようなカイジの名言をランキング形式でご紹介します!
目次
1.名作中の名作「カイジ」とはどんなマンガ?
まずはカイジというマンガについて軽くおさらいしていきましょう。

作者 | 福本伸行 |
出版社 | 講談社 |
連載雑誌 | ヤングマガジン |
シリーズ |
|
漫画から始まり、
- アニメ化
- 実写映画化
- ゲーム化
- パチンコ・パチスロ化
などを果たした福本伸行先生を代表する大ヒット作品。
自堕落で非生産的な生活を送っていた若者カイジが、後輩の借金の保証人になったことがキッカケで数々の命懸けギャンブルに挑んでいきます。
まさに、何者にもなれないクズが勇気と知恵を武器に人生を賭けるストーリー!
そんな極限の状況で生まれたインパクト抜群な名言の数々は多くのファンに愛されています。
2.人生に必要なカイジ状況別名言ランキング!
それではいよいよお待ちかね、人生の状況別カイジの名言ランキングを紹介していきます!
「ビビッ!」と心のアンテナに触れるものがあれば嬉しいです。
2-1.自堕落を打ち消し、行動力倍増できる名言ランキング!
第3位:ハイリスク・ハイリターン!千載一遇のチャンスに決意させた名言
この手はなんの為についている……..?
リスクを恐れ 動かないなんていうのは
年金と預金が頼りの老人がすることだぜ
![]()
-遠藤-
賭博黙示録カイジ第57話より引用
船でのギャンブルに負け、多額の借金を負ってしまったカイジ。
自給900円のコンビニ夜勤を重るも、借金の利子分すら減らせない終わりなきラットレース。
そんなお先真っ暗のカイジに怪しい街金融の社長:遠藤は、再び一発逆転のギャンブルパーティへの参加を提案します。
どんなギャンブルかも分からない中、警戒するカイジ。
しかし、遠藤の放ったこの一言でカイジの心は大きく揺らぎ、参加を決意してしまいます。
もちろん、あらゆるものを築き上げてきた人間にとっては、リスクを恐れ、挑戦しないという選択は懸命な判断でしょう。
しかし、何も持たざる人間にとっては、ズルズルと後退していくだけの悪手でしかありません。
リスクと失敗ばかりに目を向け、貴重な「チャンス」を失うことこそ本当の痛手である。
そのことに気づかなければなりませんね。
第2位:自堕落な日々を一喝!カイジシリーズ不動の大名言!
「明日からがんばろう」という発想からは…
どんな芽も吹きはしない…!
そのことに20歳を超えてまだわからんのか…!?
明日からがんばるんじゃない…
今日…今日だけがんばるんだっ…!
今日がんばった者…今日がんばり始めた者にのみ…
明日が来るんだよ…!
![]()
-大槻-
賭博破戒録カイジ第7話より引用
地下に堕ちた同士達からイカサマギャンブルで搾取を続けていた班長:大槻。
そんな小悪党:大槻が貴重な給料を欲望のままに使ってしまうカイジを見ながら語った、超有名な名言です。
あの人気番組「アメトーク!」の中でも紹介されていたほどですよ!
第1位:死ぬ時に何を後悔するか?人生はゲームでもフィクションでもない!
30になろうと40になろうと奴らは言い続ける…
自分の人生の本番はまだ先なんだと…!
「本当のオレ」を使ってないから今はこの程度なんだと…
そう飽きず 言い続け 結局は老い…死ぬっ…!
その間際 いやでも気が付くだろう…
今まで生きてきたすべてが丸ごと「本物」だったことを…!
![]()
-利根川-
賭博黙示録カイジ第81話より引用
そんな致命的な「甘え」が、死の直前に全てありのまま自分自身にさらけ出されてしまうのです。
2-2.ピンチを乗り越え、逆境に強くなれる名言ランキング!
第3位:自分を救うのは自分だけ!他者への甘えを吹き飛ばす名言!
多額の借金を一発返済すべく、カイジが参加した悪夢のギャンブルパーティー「鉄骨渡り」
落ちたら死ぬか、大ケガか。
そんな悲惨な状況の参加者達で金を賭けている、悪趣味な成金たちの怒声を聞きながら、カイジが決意を新たにしたときの名言です。
「誰かが助けてくれるはず」そんな考えのままでは、一生ピンチを脱することなどできません。
自分を救えるのは、自分だけ。
その決意と覚悟を持ったものにこそ、誰かが手を差し伸べてくれるのでしょう。
第2位:神は自力突破した者だけに救いを与える!?
あろうことか…祈ってしまったっ…!
何も考えず…神頼み…
救ってくれ…
オレを助けてくれ…だっ…!
もう自分以外…頼る者などない…と
骨身に染みて…
知っていたはずなのにっ…!
![]()
-カイジ-
賭博黙示録カイジ第158話より引用
帝愛のドン:兵頭会長に1対1の勝負を挑んだカイジ。
必勝のイカサマを打ち砕かれ、2000万円と指4本を失ってしまったカイジが滲み出る後悔を語った名言です。
個人的に大事だと思うポイントは、「勝負なんてしなければ良かった」という後悔ではなく、勝負の中での自身の姿勢を悔いているところですね。
カイジのこうゆうところが大好きです(笑)…だいぶ危険な思想でもありますが…^^;
人はピンチに出くわし、心が弱ると、つい別の「何か」に頼り、祈ってしまうもの。
しかし、「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがあるように、何かに祈るのは、全ての手を尽くした最後の最後。
自分でピンチを突破する気概を持った者にこそ、神(運)も、味方してくれるのではないでしょうか。
第1位:不運、不幸、不ヅキ。全て捩じ伏せる!最高に勇気の出る名言!
たとえどんなに……
不運…不幸…
不ヅキに見舞われようと…
オレは決して諦めない……!
捩じ伏せる……..!
最悪の運命….
境遇….ありとあらゆる障害……
不平…不正…
すべてを捩じ伏せ……..
オレは勝つ……..!
![]()
-カイジ-
賭博破戒録カイジ第127話より引用
カイジの数々のストーリーの中でNo.1の人気を誇る「人喰いパチンコ沼勝負篇」
- 敵の悪辣(あくらつ)な遠隔操作
- 圧倒的恐怖
- 壊滅的敗北
それら全てを乗り越え、勝利をもぎ取る瞬間、カイジが発したのがこの名言です。
実は…私がカイジの中で一番好きなのがこの名言
- 何かに負けそうなとき
- 理不尽な目にあったとき
- 不運に見舞われたとき
この名言で何度自分を鼓舞してきたことか…(笑)
「ピンチはチャンス」
そんな言葉があるように、圧倒的なピンチを乗り越えてこそ強くなれる自分、大きく成長できる自分、それを強くイメージしていきたいですね。
2-3.次こそは…必ず勝つ!不屈の名言ランキング!
第3位:クズのクズたる所以(ゆえん)はここにあった!?奇跡の逆転を信じろ!
奴ら…可能性を見てない
気持ちが状況に押し潰され
僅かだけどまだ皆に残っている勝ちへの道を
閉ざしているんだ…….自分から
言っちゃ悪いが 奴ら正真正銘のクズ…
負けたからクズってことじゃなくて
可能性を追わないからクズ…
![]()
-カイジ-
賭博黙示録カイジ第10話より引用
ギャンブル船エスポワールで開始早々裏切りに遭い、敗北寸前の状況に陥ってしまったカイジ。
そんな絶望的な状態でも諦めず、協力できる仲間を集め、逆転するための戦略を画策します。
そんなカイジとは対照的に、負け寸前の状況で嘆くだけ、思考停止状態に陥っている参加者達。
そんな真の負け犬達を見て、カイジが語ったのがこの名言です。
- 「なんでこんなことに…」
- 「どうして自分がこんな目に…」
- 「もうダメだ…」
過去を悔い、周りの人間や環境を恨むだけの状態では決して「復活」はありえません。
復活を果たすためには後悔ではなくその先、
- 「自分に残されているものはなんなのか」
- 「ここからどうすれば勝てるのか」
- 「自分が尽くせるベストはなんなのか」
とにかく粘り強く考え抜き、行動することが重要なのでしょう。
第2位:一度や二度の敗北がどうした?迷ったら…
迷ったら…望みだろ…!
望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろっ…!
仮に地…地の底に沈もうともだっ…!
![]()
-カイジ-
賭博破戒録カイジ第111話より引用
地獄パチンコ沼勝負篇、念願の大当りまであと一歩というところで軍資金が尽きてしまったカイジ。
仲間である遠藤に手持ちの1000万を貸してくれと告げるのですが、なかなか首を縦に振りません。
そんな状況に痺れを切らし、カイジが言い放ったのがこの名言。
- 本当にやり遂げたいことならば
- 本当に好きなことならば
一度や二度の失敗や敗北で諦めていては、人生には後悔しか残らないはず。
迷ったときはいつも、打算や世間体ではなく、自分の好きな道、進みたい道を選んでみましょう。
それだけで後悔の少ない、「気持ちのいい人生」が送れるはずです。
第1位:負けたときこそ胸を張れ!まるで勝ったかのように…
違うっ…!
どんなに謝りたくっても…それだけはダメっ…!
しちゃいけないんだっ!
負けた上…さらに自分を貶めてどうする…?
この男は間違っても許したりしない…!
なら…縋るなっ…!
命乞いなどして…自分のプライドまで明け渡すなっ…!
耐えろっ…!
失うのは指と金だけで…たくさんだっ…!
胸を張れっ…!
手痛く負けたときこそ…胸をっ…!
![]()
-カイジ-
賭博黙示録カイジ第156話より引用
こちらも帝愛のドン:兵頭会長に負けたときの名言。
指をギロチンにかけられた恐怖から、思わず命乞いをしそうになるカイジ。
「絶対に許さない男と分かっていても、真摯に謝れば…」
そんなとき、ふと浮かんできたのは鉄骨渡りで死んでいった仲間たちの姿でした…。
指よりも、大金よりも、決して失ってはいけないもの「誇り」に気づいたカイジは、目を背けず、胸を張り、指4本を失うという過酷な罰を堂々と受け入れます。
負けをぼやかさず、受け入れることこそが、敗者の誇り。
それができて初めて次なる勝利、再生への扉が開かれるのです。
3.まとめ
「カイジと言えば、名言。名言と言えば、カイジ。」
これは、未来永劫揺るぎない事実となることでしょう。
なぜなら、カイジに出てくる名言は過去・現在・未来、永遠に通用する人生の格言そのものだからです。
活字だらけの小難しい本を読まずとも、漫画を読みながら自分を「進化」させることができるんです!
さあ、苦しいときこそカイジを読もう!
コメントを残す