『ヒロアカ』ステイン完全解析!日本のサムライとの2つの共通点や登場シーンを徹底解説

はじめまして!

ヒロアカキャラの中ではステインが最高にかっこいいと思っているマンガタリライターのhyusukeです。

主人公のかっこいい活躍じゃないんです!「敵なのにかっこいい…」と認めてしまうぐらい魅力的な悪役が最高にかっこいいと思うんです。

皆さんも一度ぐらい、「ステインって悪役なのにちょっとかっこいい…?」と感じたことがありませんか?

もしそう思ったなら安心してください。理由はこの記事できっと明らかになります!

ステインはどうして魅力的なのか?そのキーワードになるのは…。

「サムライ」です!

…と、急に言ってもピンと来ないですよね笑

詳しくこの記事で説明しますが、ステインとサムライには実はこんな共通点があるんです。

  1. ステインが貫き続けた信念は実はサムライの滅私奉公の精神と同じ
  2. 信じた事なら己の命をも天秤にかける、サムライのような強い意思
  3. 他のヴィランや読者をもファンにさせてしまう強い生き様がサムライとそっくり

この記事を読み終わった頃には、ステイン=サムライがどういうことか分かってもらえると思います!

そして!もっとステインの魅力に気づかされることでしょう!

それではどうぞ!

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1、ステインの基本情報

これからステインの事を熱く語りますが、その前に簡単な情報だけおさらいしておきましょう。

ここをおさえておけば、ステインのことをよりグッと知ることができますよ!

僕のヒーローアカデミア 6 (ジャンプコミックス)
通称 ステイン
本名 赤黒血染(あかぐろ ちぞめ)
年齢 31歳
メイン登場巻 5巻(41話)〜7巻(56話)
個性

「凝血」ー 相手の血液を摂取することで、相手の身体の自由を

最大で8分間まで奪う個性。

対象者の血液型によって効果時間は異なり、O<A<AB<Bの順で

拘束できる時間が増える。ちなみにステイン自身はB型。

ステインの過去

オールマイトに憧れていた事もありヒーロー課のある

私立高校に在籍。しかし教育体制におけるヒーロー観の腐敗に失望。

1年の夏に中退します。 

その後は「英雄回帰」を訴える街頭演説行いますが、

それも意味がないとし諦念。

以降10年は独学で殺人術を習得します。 

実は過去には、「スタンダール」という名で自警団的な活動をしていたという描写もされています。

(詳しくは「僕のヒーローアカデミアイリーガル -ヴィジランテ-」をチェック!)

以上がステインの基本情報です。

2、ステインの活躍をストーリーに沿って振り返る!

それでは早速、ステインの活躍に迫っていきます。

ステインのメイン登場巻は、5巻(41話)〜7巻(56話)で、その間の物語の舞台は保須市ですね。

栄えていながらも、どこかのどかな地方都市でステインが巻き起こした一連の出来事を振り返ってみましょう!

21 一瞬で読者を釘付け!初登場は屋上から街を見下ろす不気味な1枚絵

ステインの初登場シーンといえばこの一枚絵がとても人気ですね!

引用:僕のヒーローアカデミア5巻より

このページを見たときの衝撃はよく覚えています。

「なにこのキャラ!かっけぇー!!!」って心の中で叫んでました笑

見た目のインパクトが強烈で、本当に不気味な登場シーンですよね!

包帯で顔を隠しているので表情が読みにくいというのもミステリアスな雰囲気をさらに引き立ててくれています。

作者の堀越先生もこのシーンは非常に力を入れて書き込んだそうです。

しかしマフラー部分は書き込みすぎたばっかりにジャンプ本誌だと真っ黒に潰れちゃっていたみたいです笑

なお、厳密に言うと本当の「初登場シーン」は実はこのシーンではなくもう少し前だったりします。

引用:僕のヒーローアカデミア5巻より

雄英生徒が体育祭で盛り上がっている最中、飯田の兄であるインゲニウムがステインの襲撃を受け破れてしまいます。

この4コマが実は本当の初登場シーンです。

先ほどの一枚絵に比べるとインパクトでは劣りますが、むしろ人間離れした雰囲気はこっちの方が濃く感じますね。

なによりステインの魅力である、不気味さ・異常さが際立っているように感じます。

よく見ると刀についたインゲニウムの血を舐めている描写なのが細かい演出ですね〜。

ただ、この時のステインからは強い思想を持った信念あるキャラクターには見えないですね(笑)

危ない兄ちゃんとしか見えません(笑)

22 世間を騒がせた「ヒーロー殺し」の魔の手がデクたちに襲いかかる

引用:僕のヒーローアカデミア6巻より

保須市でインゲニウムを襲撃したステインは、次の標的を求めてヒーロー狩りを行います。

ここでデク・飯田・轟の3人がステインと遭遇することになります。

世間の誰の目にも止まらない路地裏の一角で、緊迫したバトルが始まります!

しかしこの時点では、ステインと戦うなんて無茶だ!無謀すぎる!というのが読者の声だったはず。

というのも、実は明確に「人を殺める」ことにフォーカスを当てているキャラクターはいなかったんですね。

これは今までのデクたちの戦いを振り返るとわかります。

  • ヴィラン連合との初対決は、あくまでも「オールマイトを表舞台から退ける」ことがヴィランの目的でした。
  • 体育祭は高校生同士のバトルなので、そもそも野蛮なことにはなりませんね。

なのでステインが登場して初めて、「ヒーロー殺し」という明確な殺意を持つキャラクターが登場したのです。

かくいう僕も殺人を犯すような人物と、ヒーローの卵とは言え高校生が戦うのはありえないと思っていましたので……。

世間を騒がすシリアルキラーの魔の手がデク達に襲いかかるのは非常にハラハラしました(笑)

23 デク・飯田・轟を3人同時に相手取るほどの戦闘力を見せつけた 

引用:僕のヒーローアカデミア7巻より

3対1の戦闘にもかかわらずステインは圧倒的な強さでデク達をねじ伏せていきます。

さっきお伝えした通り、デク達はヴィラン連合との戦いや、体育祭といった経験を積んで確実に強くなったはず……。

はずなのに……。

その成長をあざ笑うかのように不敵な笑みを浮かべ、ステインは応戦します。

それにしてもステインの個性「凝血」自体はそこまで強力な個性ではないはずなのに、強すぎますよね。

  • 血の摂取のためには必ず相手に近づかないといけない
  • 相手の血液型によって持続時間が左右される

発動のリスクが高い個性です。

だから本来、ワンフォーオールのデクや高速で動ける飯田、遠距離攻撃が得意な轟が相手なら苦戦を強いられるはずなんですけどねぇ。

3人を相手取ってもフルに立ち回りできる理由。

それは轟も戦闘中に分析していましたが、素の身体能力が高すぎるから。

ステインのプロフィールでは「独学で殺人術を学んだ」とされていましたが、この時期があったからこそステインの常軌を逸する身体能力が身についたのでしょう。

描写こそありませんでしたが、自らの思想のため、信念のために血の滲むような努力をしてきたのでしょうね。

殺人犯を褒めるわけにはいきませんが、過去にめちゃくちゃ努力してきたんだなぁと思うとなんだか応援したくなります(笑)

24   「全ては正しき社会のために……!」最後まで己の信念を貫き通しての退場

しかし圧倒的な強さを誇るステインも、デクたちの捨て身の猛攻に徐々に押されてしまいます。

その後、この路地裏の戦いに別の勢力が介入するのですが、その時のステインの言葉こそ彼の信念が詰まった集大成とも言うべきセリフです。

「偽物が蔓延るこの社会も、徒にを振りまく犯罪者も、粛清対象だ。」

「全ては、正しき社会の為に。」

引用:僕のヒーローアカデミア7巻より

凄まじいまでの迫力ですね。言葉の重みもステインならではです。

少し解説しますと、実はこのシーンの直前にヴィラン連合側の一人がステインと相対します。

これはその時のステインの言葉です。

「ヒーロー殺し」っていうぐらいだから、ヒーローしか狙わないんじゃないの?

ヴィラン連合なんて関係ないんじゃないの??

というのが読者側の意見。

僕も同じです。そう思っていました。

でもステインは違うんです。彼の言葉を振り返ってみましょう。

  • 「偽物がはびこる社会」=「昨今の人気ばかりを求めるヒーローが擁立される社会」
  • 「いたずらに力を振りまく犯罪者」=ヴィラン連合のこと

「ヒーロー殺し」でありながら、ヴィラン連合も粛清対象だと言い放ちました!

ステインの行動は、本質を忘れたヒーローを粛清することで本来のヒーロー像を取り戻そうとする。

そう思われていましたが、違ったみたいです。

彼なりの「正しき社会」を目指すための行動だったんです。

その正しき社会とは、「力(つまり個性)」を私利私欲のために用いない。

ヒーローもヴィランも個性を自分のためではなく、社会のために行使すべきだ。

というのがステインの行動原理なのではないかと僕は考えます。

そう考えると、「ヒーロー殺し」というネーミングもただマスメディアが勝手に付けただけなのかもしれないですね。

このシーンの後、ステインは物語の表舞台から姿を消します。

3、ステインが魅力的で人気がある秘密は……「サムライ」だから!滅私奉公を思わせる信念を解説

ステインの行動ひとつひとつから感じる「サムライ」っぽさが、人気の秘密なんだと考えます。

え?サムライ?どういうこと?って当然おもいますよね

僕が考える「ステイン=サムライ」の理由は2つあるんです。

  1. 「見返りを求めないヒーローこそ本物」=「滅私奉公」というサムライの信念と一致する
  2. 信念のためなら自身の命すら天秤にかけられる

この理由を解説していきますね。

31  サムライである理由その1「見返りを求めないヒーローこそ本物」「偽物は粛清対象」という滅私奉公の信念があるから

城のため、殿のためと、滅私奉公の思いで尽くすサムライの姿がステインの思想とピッタリ一致するんです!

「そもそもステインがヒーロー殺しを続ける理由は、「偽物は粛清対象だ」という信念があったからですよね。

彼にとってのヒーロー像と言うものが決まっていて、そこから外れたヒーローは全て淘汰されなければならないという強烈な思想です。

そのヒーロー像とは

  • 見返りを求めない
  • 自己犠牲の果ての存在

であると主張しています。

その為、市民の人気を得ようとするヒーローや、報酬などの見返りを求めるヒーローニセモノ!!となるわけですね。

デク・飯田・轟の3人に対してもステインの独自のヒーロー観が展開されているシーンがあります。

「市民を守ろうとしない飯田はサムライの理念から外れる」というのがステインの考えなのでしょう。飯田は確信を突かれてしまいます。

引用:僕のヒーローアカデミア6巻より

 

飯田とは対象的にデクは「滅私奉公」を体現しているのでステインに認められます。

引用:僕のヒーローアカデミア6巻より

 

よく見ると轟は負傷者を近くに置いていますね。これも滅私奉公の一つでしょう。

引用:僕のヒーローアカデミア6巻より

それぞれ、飯田・デク・轟に対してのステインの評価がなされているシーンです。

飯田は、市民を守るというヒーローの大前提を守れていませんでした。

ステインの考えるヒーロー像=サムライのあるべき姿にマッチしなかったんですね。

逆に、デクの一言「余計なお世話はヒーローの本質なんだって。」はオールマイトに教えてもらった言葉ですね。

「余計なお世話」=つまり見返りを求めない自己犠牲を体現しているデクは、ステインの考えるサムライとしての素質があるのでしょう。

更に轟もステインに認められています。常に負傷者をカバーしようとしている轟を見て、ニセモノでないと判断したのでしょう。

以上のシーンから、「サムライのような滅私奉公の行動ができているかどうか」がステインの信念だと言うことが見て取れるのです!

32サムライである理由その2「俺を殺していいのはオールマイトだけだ!!」信念は絶対に曲げず己の命すら天秤にかける

サムライが命をかけて信念を貫き通す姿が、ステインからもビシビシと感じます!

それがよくわかるシーンがこちら。

引用:僕のヒーローアカデミア7巻より

あまりの迫力に、その場にいた全員が気圧されてしまっています。

No.2ヒーローのエンデヴァーでさえも後ずさりするほどでしたので、どれだけの迫力だったのかがよくわかりますね。

それほどオールマイトを唯一「本物のヒーローである。」と認めていたということでしょう。

オールマイトだけがステインの考える「滅私奉公」を体現できている、唯一のヒーローなんです。

そして「俺を殺していいのはオールマイトだけだ!!」という言葉。

信念のためなら自分の命すら天秤にかける覚悟がある。

サムライのイメージもそうですよね。どれだけ辛くとも逃げ出したくても、自分の信じた事だけは曲げない。

そのためなら命だってかけようとするのがサムライだと思います。

ステインのこの言葉からは、彼がサムライのように命をかけて信念を貫いていることがよくわかります。

4.サムライ、ステインの悪意は消えない!その後のキャラクターにも影響を与え、読者をも惚れさせる特殊な存在

ステインの生き様はヴィランだけでなく、読者をも惚れさせる魅力があります。

保須市での一連の事件以降、ステインはメインストーリーからは退場しています。

しかしステインのサムライの思想・信念が世に知れ渡ることとなりました。

引用:僕のヒーローアカデミア7巻より

デクの教育担当を行なっていたグラントリノが危惧する通り、ステインの思想に賛同するヴィランたちがまとまりを持つことになります。

彼のサムライの如き信念は、作中でもヴィラン側から多くの賛同者を集めていくことになります。

現代に生きる僕らがサムライの生き様をカッコいいと思うのと同じではないでしょうか。

そう思うと、ここでもサムライとしての共通点が思い浮かびます。

「生き様に惚れる」という点です。

滅私奉公を信念として奮闘したステインは正しくサムライのようでした。

その生き様は知らず知らずのうちに、ヴィランだけでなく僕たち読者をも惚れさせていたのかもしれません…。

5.まとめ

ステインの活躍を時系列で追いかけていき、サムライとの共通点を紹介させてもらいました。

まとめると、ステインのキャラクターの魅力は…、

  • 「英雄回帰」「自己犠牲の果ての称号」という彼独自のヒーロー観を持っていて
  • そのためならヒーローもヴィランも全て粛清対象という理不尽っぷり
  • 結局はオールマイトだけが唯一ヒーローとして認めている

…そしてステインの魅力は突き詰めると、サムライとそっくりだったんですね。

ステインの魅力の理由を少しでも共感していただけると嬉しいです。

ちなみに、もしかしたらステインが再登場するかも?という噂もあったりします。

ぜひ今のうちにステインの活躍したシーンを復習して備えておくのをオススメしておきます!

マンガタリライター hyusuke

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ABOUTこの記事をかいた人

hyusuke

大阪で生きる営業マン兼マンガタリライター。 初めて読んだ漫画は「手塚治虫氏のどろろ」であの頃はまだ5歳でした。 今では立派な漫画オタク。 なお、好きなジョジョは東方仗助です。